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年末のポジション解消と節税対策

FX取引を行っている方の中には、年末にかけて保有ポジションを解消する方が大半です。
これは、年末年始になると、利益確定売りや保有ポジションの整理なので、市場への参加を見合わせるためです。
もちろん、この時期にポジションを保有しても問題はありませんが、値動きが荒い場合があるため、たいていはポジションを解消します。

しかし、節税という視点で見ると、実はポジションを保有している方がメリットがある場合があります。
それは、大きな利益が出ているポジションの場合、含み損益を確定せずに、翌年に持ち越せるということです。
この方法は、課税対象期間が1月1日から12月31日までという仕組みを利用したものです。

例えば、年末までの確定利益100万円であり、含み損が50万円というポジションを持ってる場合を想定します。
まず、含み損のあるポジションを決済して50万円の損失を確定させます。
その後、すぐに同じポジションを買い戻します。
すると、年末時点での確定利益は合計50万円となり、確定申告する際の課税対象所得が50万円分で済むようになります。

もちろん、決済直後にポジションを買い戻しているので、その後の相場が円安・円高どちらに動いても、最終的な損益は変わりません。
むしろ、含み益が大きくなれば、その分が確定利益となります。

含み損のあるポジションがなくなることで、心理的負担も小さくなりますし、ポジション整理も出来るので、一石二鳥と言えます。

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