FXは誰でも手軽に投資できる人気の金融商品ですが、FX初心者の中には、FXに関する税金制度を知らない方が多数います。
元々、FXは取引所で取引する場合、取引仲介業者が取引に関する書類を税務署へ提出する義務がありました。
しかし、取引仲介業者の大半は公設市場を経由せずに店頭取引を行うため、支税務署に支払い調書を提出する必要はありませんでした。
そのため、個人投資家がFXで得た利益が税務署に報告されなかったため、FXによる雑収入がどの程度の規模になっているか、税務署は把握することができませんでした。
さらに、税務署への支払い調書を申告する必要が無いことを理由に、個人投資家が得た利益を雑収入扱いで申告しないことが問題になりました。
そこで、投資家の取引状況を把握するために、2009年1月1日に報告を義務付ける税制改正が行われました。
この税制改正により、FXで数千万や億単位の利益を得たにも関わらず、税務署へ確定申告をしなかった場合、取引仲介業者が提出する支払い調書が調べられ、多額の追徴課税がFX未納税者に課せられるようになりました。
しかも、悪質な所得隠しと判断された場合、最悪のケースとして逮捕されてしまうことがあります。
もちろん、FXで得た利益を確定申告している方にとって、税制改正は大きなニュースではありませんが、FX初心者や税制改正を知らない方は、納税義務があるということを理解しておきましょう。